今朝みた夢

ある男は結婚式を控えていたが、家族のみでしっぽり執り行う予定だったため、友人一同を招待して中学校の校舎を貸し切って披露宴的なパーティを開いた。

新婦が着替えだのお化粧だのをしている間、男は新郎友人一同の控室になっている教室で友人たちと雑談をしていた。

男は中学の英語教師だったため、友人たちを生徒役として授業のお芝居を始める。

可能性の助動詞canについて熱く語る男、熱くなるあまりカツラがずれてしまう。頭をかくフリをしてしれっと元に戻すが、2回3回と繰り返すうちに友人たちも気づきはじめる。男は自分がカツラのユーザーであることをカミングアウトするとともに、結婚式を控え幸せ絶頂の自分と若ハゲの自分のギャップを利用してウケを取ろうとしていた。

しかし、友人たちは男の想定を超えてざわつき始め、もはや暴動に近い。友人うちのひとりは怒りのあまり自我を失いキリンに変身した。

男がおふざけが過ぎたことを詫びようとするが、怒号は歓声に変わり、風船や花が舞い散り、友人たちは黒板に結婚を祝うメッセージを書いた。

 

披露宴は体育館で滞りなく行われた。

最期に新郎新婦が退場した後、会場は退場規制が敷かれた。

会場にいるキリンを安全に退場させる必要があったから。

キリンはヘリコプターに連れられて窓から出て行った。